ScalikeJDBC 1.4.0 リリース
ScalikeJDBC 1.4.0 をリリースしました。
https://github.com/seratch/scalikejdbc/issues?milestone=14&state=closed
http://notes.implicit.ly/post/35684464311/scalikejdbc-1-4-0
基本的に既存のコードの挙動を変えるものではありませんが WrappedResultSet の API を変更したため、1.4 系としてリリースしています。
その他には mapper-generator がテストコードも出力できるようにしたり、StringSQLRunner という簡易ツールを追加したり、細かな改善を加えています。
主な変更点を日本語で箇条書きにしてみました。
WrappedResultSet#int(String) が java.lang.Integer ではなく scala.Int を返すようになりました。java.lang.Integer を返すメソッドは #nullableInt(String) に改名されました*1。
WrappedResultSet の opt メソッドがすべての API に対応しました。これまでは #intOpt、#longOpt など限られた API のみでしたが、ResultSet の API すべてに opt メソッドが対応しました。
slf4j、joda-time のバージョンをそれぞれ 1.7.2、 2.1 に更新しました。
scalikejdbc.StringSQLRunner というツールが追加されました。https://github.com/seratch/scalikejdbc/wiki/StringSQLRunner
Scala 2.10.0-RC2 での動作を確認した scalikejdbc-interpolation をリリースしました。
mapper-generator が生成した model に対応するテストクラスも生成できるようになりました。specs2 の unit、acceptance スタイル、ScalaTest の FlatSpec の中から選択できます。
play-plugin はソースコードがリファクタリングされました。また Play 2.0.4 で動作を確認しています。
ぜひお試しください。